2005年08月11日

正式契約!

ものすごい紆余曲折の末、ついに合意に達しました…
ここに、まとめて経過を書きたいと思います。


7月27日(水)
この家に、他の誰かから出されていたオファーが取り消される。「自分の家が売れたら買う」という条件だったが、売れなかったからとのこと。

7月28日(木)
今、他のオファーがない状態で、是非オファーを出して交渉しようと不動産屋が猛烈にアタックしてくる。こっちも、それは望むところなので(他のオファーがあると、当然比べられてやりにくいから)昼頃から不動産屋をはさんで交渉開始。
夕方、合意に達する。
条件は、「リムリポートとビルダーズリポートのチェック」のみとし、(詳細は28日の日記参照)その結果が満足いくものだったら、条件解除して正式契約する、というもの。
その回答は5営業日以内、すなわち8月4日(木)までに正式に弁護士を通して出さねばならない。なにも言わなければ、条件に満足したということで、4日に自動的に売買が成立してしまう。
だから、急いで大工さんチェックと、リムリポート取り寄せ手配。
同時に頭金の10%を支払う。

8月1日(月)
大工さんが来て、チェックしてもらった結果、予想より修理箇所が多いことが判明。

8月2日(火)
リムリポートが届くが、こちらは問題なし。

8月3日(水)
「リムリポートには満足したが、これだけ家に問題があるので、大工さんがくれた見積もり分のディスカウントを要求する」という回答を売り手側に要求する。


ここからが長かった…
不動産屋は毎日電話をくれて、進捗を教えてくれたけど、私たちの要求したディスカウントがけっこう大きかったので(大工さんレポートにもとづいたものだけど)、向こうも独自に調査するとか、家の価格調査を依頼するとか言っているとか。
不動産屋を通して、向こうが修理にそれほどはかからない、7000ドルまでしか引かない、といってくれば、こっちも今すでに成されているリノベーションがいかに簡単に、チーフにされているか(もちろん大工さんが細かく説明してくれた)、そういうやり方ならできるかもしれないけど、ちゃんとそこそこのやり方なら、もっとかかる!と反論したりして、弁護士を通しての正式なものではないけど、不動産屋を通しての水面下の攻防を続け、ようやく双方の数字が寄ってきたのが8日月曜日。

8月9日(火)
向こうが、弁護士を通して正式に「この値段なら」というレターを出してきた。ほんとはもう一声下げさせたかったが、客観的に見て、まあまあかな、というところまでは来たので、もうこれで合意しちゃおうかな…とも考える。

8月10日(水)
弁護士に、「それで受けるので、承諾の返事を出してください」と伝えたほんの1時間くらい後に、「こっちの返事を出す前に、向こうの弁護士からキャンセルの手紙が入って…」と電話がくる。
一瞬血の気がひく。

そもそも、Unconditional Dayだった4日木曜を過ぎてからは、どちらも特に期限等ない交渉をしてきたわけなので、どちらがいつキャンセルしても、法的には可能だとのこと(by弁護士)。
それにしても、こっちがレターを出したのが8月3日、それに対する返事が来たのが9日で、丸一週間も返事を引っ張った挙句、今度は自分がそのレターを出して1日たたないうちにキャンセルを入れてくるなんて、法的には可能だけれど、一般の常識から見た紳士協定にはすごく反してるそうだ。

(それにしても、キャンセルレターが届くより、私が自分の弁護士に「承諾の返答してください」といったほうが早かったわけで、すぐに弁護士が返事してしまえばそれで契約成立だったのに、先に向こうからのキャンセルのレターが入ってしまったからこういうことになった。もちろん会議とかもあるだろうし、私の件だけをしてるのではないから仕方ないけど、弁護士の歯切れが悪かったのは、それを言い訳しようとしていたからだろう)

ともあれ、キャンセルはキャンセル。
不動産屋に「どういうこと!すでに合意するって、こっちの弁護士が返事するところだったのに!」と電話したら不動産屋も何も聞いていなかったらしく、思わず絶句していた。
不動産屋は、当然契約を成立させる為に、双方を説得し、かなりの労力を使っているわけだから、なんとしても売買を成立させたい。

すぐに売主と話して折り返すというので待っていたら、夕方4時ごろになってやっと、やっぱり向こうがオファーしてきたその値段で売ってもいいと言っているという。

こちらの弁護士と話したら、一度キャンセルのレターが届いているわけだから、そのキャンセル自体を取り消す、というレターが向こうの弁護士からこないことには動きようがないという。不動産屋は、売主の気が変わるのを恐れて早く手続きしてしまいたいようだが(こっちだって!)どうしようもない。

8月11日(木)
お昼になって、ようやく向こう側の弁護士から、キャンセルの取り消しのレターが入る。
そうしてこちらからそれを正式に承諾して、完全なる売買成立となりました…

長かった…

これでたまたま決まったけれど、一番初めのオファー(これは通らなかったけど)を出したのが7月21日なので、成立までの22日間、これほどまでの労力とお金(弁護士、リムリポート、ビルダーズリポート等で多分計1500ドル以上)と時間をかけ、それで成立しなかったらとても次に向かう気力はなかったかもしれない。
また、いっても適当なとこで「あ゛〜もうこのへんでいいや!決めちゃえ!」となってしまったと思う。

最終的には、もともとの契約より、1万ドル安く買えたわけなので、苦労の甲斐はあったかもしれないけれど。

ちなみに、先月末同じく家を買った友達は、オファーを出したらすんなり受け入れられて、そのままビルダーズレポート等にも問題なくすんなりハナシがすすみ、まだそこまで本気じゃなかったのに、これでいいのだろうか…と疑問に思うくらいだそうな。
そういうケースもあるわけです。
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ボンバーさん
そういうわけで決まりました!
今まで家具付のところに住んでいたので、これから全てを買っていく感じです…楽しいけどお金が〜
まともに住めるようになるまで、しばらくはDIYの日々です

2005年08月05日

おうちのゆくえは?

さて、家のほうは正式にカウンターオファーを出しているので、向こうからの返事待ち。
不動産屋によると、故障箇所があるなら交渉には応じるけれど、ただ大工さんの出してくれた修理に必要な数字があまりに大きいので(私たちには有利なことに)、自分で別の大工さんから見積もりを取ったりして、独自に調査するらしい。

でも、私たちが選んだ大工さんのグレッグも、たまたま不動産屋がくれた登録大工さんリストの中から選んだだけだし、インスペクターである彼が、このあとこの仕事を取って修理するわけじゃないからどんな数字を出そうとも彼にメリットがあるわけではないし、ものすごく客観的な意見だと思うんだけどね。

でも10社頼めば、全然違う数字が出てくるのが見積もりというもの。とくに家の大きい箇所の修理となれば。
だから、オーナーの出方待ちです。

あーんっ
週末までにはほんとははっきりさせたかったのに!
そうすれば、ダメならまた他のオープンホームに行くし、OKなら家具とか見にいくのも楽しいし。

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ところで、銀行のローンだが、うちらは案外あっさりと決まった。うちのアカウント部門のエイドリアンが、自分がローンを組むとき使ったというナショナルバンクのマネージャーを紹介してくれて(こうすると、エイドリアンと私と、両方に250ドルもらえるとしう仕組み)、その人がいい人だったので、とりあえず、他がものすごく有利な金利を出してくれるというのでなければ、そのまま行くつもりでいる。

紹介者がいたのも、私がNZの会社で固定給をもらっているのも、だんな様が自営のわりには(自営だから?)けっこう稼いでいるのもよかったのだと思う。

こっちに住んで、日本人経営の会社で雇われている人たちは、あまりに薄給でローンも組めないとよく言っている。
ワーキングホリデー中の、アルバイトのようなものならある程度仕方はないけど、ワークを取っても待遇のよくならないこっちの日本人社会のシステムはほんとにひどいと思うことがある。

それでも、ワークビザをサポートしてもらっていたり、英語ができないから他で働けないということで、悪い待遇でも甘んじなければならない人が多いから…
基本的には、永住権を取って、NZの会社で働くか、自営にしなければ、NZでお金を貯めるのは絶対無理だと思う。


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2005年08月01日

大工さんが来た

あああ〜更新遅れてます。弁護士とか不動産屋とか銀行とか大工さんとか、話したり、交渉したり、手紙書いたりすることがたくさんあって…

実は、月曜日に大工さんに来てもらい、家をチェックしてもらったのだが、問題ありありだったのだ。
もともと1920年のウッドハウスを買おうというのだから、全然カンペキを求めてないし(もし、この手の家で、完璧にリノベートされてたら、とても手の出ない値段になっちゃう)、自分たちでこつこつ庭とかお風呂とかキッチンとか壁塗りしようと思ってたので、多少のことは目をつぶるつもりでいた。

ところが、家の東側の木が、ペンキは塗りなおされてはいるものの、気が腐っている箇所があったりで、修理にけっこうかかるということがわかった。
(日本にはない作りなので、ウェザーボードの家を説明するのは至難の技なので、まあ取り替えねばならない箇所がちょこちょこあったと想像してください…)

チェックに来てくれたインスペクターのグレッグは、ほんとに親切に、丁寧に見てくれて、普通は1時間くらいのチェックを、ほとんど2時間半近くも付き合ってくれて、なにからなにまで説明してくれ、ほんとにいい人だった。
この人にしてよかった。

彼曰く、かなり手入れされてない期間があったので、一部ウェザーボードの家にしてはめずらしいほど痛んでいる部分があるとのことだった。

このビルダーズリポートを契約の条件にしているわけなので、ここから“その部分をなおして”とか“その分値引きしろ”とか、契約自体をやめるとか、選択することになる。

幸い、グレッグは“かなり直箇所があり、それにこれこれの金額がかかる”と書いてくれたので、それを元に値引き交渉することにした。

当然彼の見積もりは、大工さんに頼んでの値段で高いので、かなりをDIYですまそうと思っている私たちには、値段がもし100万とか200万安くなれば、それはそれでかなりラッキー♪
でも、売主がそれに対してなんといってくるか。

まったくの値引きなしなら、思ったより修理箇所があるので、このままの値段では買うつもりはないから残念ながら破談ということもありうる。
まだまだ前途多難です。

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こんにちはボンバーさんっ
お久しぶりです〜。
眺めのいい新居、うらやましいです!
そういうわけで、うちはまだ前途多難なんですけど、ちゃんと引越しできたら、築80年の新居の写真をアップできたらと思っています!
その前に、リノベーションに1年くらいはかかるかもしれませんが…
ボンバーさんの日記も読んでるので、前と同じに秘密メモに何か書いてくれても読めます!念のため!(ボンバーさんが、お気に入り登録解除しないかぎりは)

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2005年07月29日

家、買っちゃいました!

家のことでばたばたしていて、更新遅れております…

突然でびっくりですが、とりあえず、契約書に双方サインしました…。

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実は、昨日の27日水曜日までは、その私たちの欲しい家に対して、別のオファー(もしも自分たちの家が売れたら、その家を買うというもの)が出ていてオーナーも強気だったのだが、結局その人たちは自分たちの家が売れなかったのでオファーが取り消しとなった。

そこで、不動産屋が
「今、他のオファーがないうちに、少し強気で交渉しましょう!」
と言ってきたので木曜の昼過ぎに
「この金額ならすぐ買うけど、そうじゃなきゃもうオファー取りやめる」
といった感じのオファーを出したら、受け入れられてしまった。
うわ〜っっやったね!

予算オーバーだが、今、この強気の不動産相場の中、しかも今上がりつつあるエリアなので、少し値下げさせられただけでもラッキーなのかも。

私たちの強みは、1軒目の家なので、買うとなればすぐ契約、とできたこと。
平均7年で家を買い換えていくNZの人は、ほとんどが「今の家が売れたら」という条件付で売買契約することが多く、当然自分の家が売れなければ契約はなかったことになる。
だから、おそらく少し安くても、契約成立となれば確実に買ってくれるうちらのようなファーストホームバイヤーに、さっさと売ってしまいたかったのだろう。

何しろ、今の金利は3ヶ月の定期預金でも7%、つまり30万ドル銀行に入れておけば1月で2000ドルもつくから、待てば待つほどオーナーにとっては金利は損するし、レイツは払わなくちゃならないし、不動産屋に払うコストや広告代もかかる、といいことないわけだから。

そんなわけで、本日2005年7月28日、契約しました!

うちらのつけた条件は2つ、
1、 LIM Report
2、 Builders Report
この2つだけ。

まず、LIM Report とは、土地建物に関する法的な書類。これに対する調査をするよ、というのが1つ。
例えば、これを調べると、過去そこで洪水があった記録があるとか、土地の汚染の記録があるとかもわかる。あと、建蔽率の問題で、NZでは増築するのにカウンシルの許可がいるのだが、違法増築がないかとか、そうしたこともわかる。
この調査は、買うほうが何百ドルも払って自分ですることになるので、やらない人も多いのだけど、もしもこれなしに買ってしまって、何か問題があったら、次に自分たちが売るときに非常に困ることになる。

もう1つのBuilders Reportは、その名のとおり、大工さんによる家のチェックで、雨漏りしてないかとか、どっか腐ってないかとか、家全体を見てもらう。
この家は、1920年から建ってる家だから(こういう家が一番値段が高いんだけど)、おそらく問題ないと思うが、最近建った家だと、日本と同じように手抜き工事されたりとかで、築5年なのにすでに壁に水がしみ込んで100万円もするような大掛かりな修理がいるとかそういうこともありえるのだ。

ちなみに、そういうわけで、NZで一番人気があるのは1920〜1950年くらいまでにいい木を使って建てられたウェザーボードの家をリノベーションして、キッチンやお風呂だけ最高にモダンにしつつ、昔の高い天井や、ぴかぴかのお寺のようなフローリングや、おしゃれなポーチなんかの古きよき時代の特徴だけ残した家。

一番ダメなのが、80年〜90年くらいにできた、別にいい材料使ってもいないので、単に古くなってしまった築30年とかで、これは日本の古いだけの築30年と同じ。

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というわけで、私たちは、この2つのレポートが満足いくものだったら、この値段で買いますよ、という契約を結んだのである。

レポートだけとはいえ、一応条件付契約なので、これを
Conditional
という。
自分でこの2つの調査の手配をして、結果のレポートの結果を吟味し、最終回答する日は5営業日後、つまり8月4日(木)とした。
この日を
Unconditional Day
といい、この日までに問題が見つからなければ、一切の条件のない、完全な契約成立となるのだ。

もし何か見つかったら、そこを修理させるなり、値引きさせるなり、また交渉となる。なおせないほどの、あまりに大きい瑕疵が見つかった場合は、契約は破談ということもありえる。

とりあえず、RIMのほうは弁護士に任せ、大工さんは月曜日に手配したので
立ち会うことにした。

ああ〜心臓ばくばくです。

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2005年07月21日

家にオファーを出す!

今日は久しぶりに、自分の限界を感じるしんどさでした…

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今日もピーターが、お昼休みに1つの物件につきあってくれた。
これはだんな様と一緒に、すでに一度オープンホームで見たものなんだけど、昨日見たもののほうが気に入っていたし、少し予算オーバーだったので、すでに忘れていたのだ。

しかし、エージェントから、オーナーが急いでいるので、是非という連絡があり、ピーターをつれてもう一度行くことにした。なぜなら、オーナーが急いで売りたいということは、値段がすこし下がる可能性があるから。

ピーターは昨日のものより、手を入れなければならないところがすくないし、全体的にかなりキレイなのでいいので、とりあえずオファーをだしてみてもいいのではないかという。

ここから私の頭痛が始まった。
当然、はじめてなので、例えば条件として“LIMリポートはどうする?”“ビルダーズインスペクションは?”“支払の期限はアンコンディショナルデイから10営業日でいい?”
と聞かれても、なんとなくの流れは知っているものの、それはどのくらいほんとに必要なのか、一般的にはそれが普通なのか、全然わからない。(当然全て英語)
しかも、その決断か、3000万とかするような、家の購入を左右するとしたら…

だんな様はまた出張中だし、エージェントはあくまで売る側の見方なので、ほんとのこと言ってるかわからないし、ピーターがいてくれなければ、どうしようもなかったかもしれない。

それから、書類を一度受け取って、確認してもらう為に弁護士にファックス。
ニュージーランドでは、不動産の売買はお互い弁護士をたてて、その弁護士を通して支払の手続きとか、なんでもすることになっている。

でも、“ここに、3日以内にアクションを起こすといれないと、いつまでも向こうが何もしなかったときに対応できませんね”
とか
“すでにオファーを出している人が自分の家を期限までに売れなかったら、という条件があるとのことですが、その記述がありませんね”
とかいわれても、
“はは、きっとおっしゃるとおりでございます”
としか思いようがない…うーん、自分の無力を感じますな。

それから、さらにそうやって書き直したり、付け足されたりでファックスが行き来して、ついに最後に完成して会社のオフィスからエージェントにファックスしたのは夜7時になってました…

つまり、家をピーターと見てオフィスに戻ったのが2時、そこから5時間まったく仕事せずにエージェントと弁護士と電話してました…ありがとうボス。
日本のオフィスなら考えられませんな。

でも、これも1.2回なら許されるかもしれないけど、3回4回となったらさすがにやってられないし、共働きの日本の夫婦は大変だなあと思った。

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家に帰っても、疲れてるけどあまりに神経が高ぶってて、脈までまだはやいような気もして、私は基本的には無臭無音が好きなのに、思わずラベンダーのアロマエッセンスなんかを引っ張り出してしまった。

タバコを吸う人の、一服したい気分てこんなかな、とふと思う。

3000万円もの買い物に対しての決断や契約を1人でやって、期待とか、不安とか、当然大変なローンのこととか考えるともう頭がぐちゃぐちゃになって、受験のときとか、就活のときとかに感じた、コントロールしきれないような感情の高ぶりを感じた。

最近は、少々のことでは、びっくりしたりこわがったりドキドキできなくなってきてるから(さみしい大人?)、こんなのはほんと久しぶり。
最後はもう疲れきって、歯医者の待合室でめちゃくちゃに待たされてるみたいに、イヤとかコワイとかいうよりも、もうさっさと終わらせて〜っという感じだった。

落とせなかったらがっかり、と思ったり、まだ早すぎるかな…買えなくても別にいいかな〜と思ったりを繰り返し、結局疲れてもーなるようにナレという感じ。

多分、これを3回もやったら、精根尽き果てて、とりあえずまた何ヶ月かは様子見、という期間にはいっちゃうかも…というくらい疲れた。
逆に慣れてくれば、やることはいつも一緒なわけだから平気になるかもしれないけど…

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2005年07月20日

NZの古い家

昨日書いた、本来なら申し込みしたかったけどちょっと出遅れてオファーできなかった物件の隣の家を、同じオーナーが売りに出すことにした、という電話が不動産エージェンシーからかかってきた。

行ってみたら、確かに、この手の家が欲しい、とは思っている古いタイプの家。
1920年〜30年の築だそうだ。

この頃の家は、とにかく最高の材木を使っていることが多く、床やら壁やらがお寺の床のようにぴかぴかで丈夫。当時の暖炉もまだ生きている。

床はステキだけどそのかわり、冬は当然底冷えする。最近の家のように、断熱材が入っていないからだ。

私の思うここでの最高の家は、そうした素晴らしい木の古い物件に、断熱材と床暖房を施したものだけど、そこまで改造するお金は最初はないだろうからなあ…


050720house01.jpg050720house02.jpg
こんな感じ。写真じゃ木の重厚さが伝わらないかもしれないけど、こういうところにラグを引いて、モダンなソファとかおくとびっくりするほどおしゃれになる。

とにかく、新しいものほど、日本の新築と同じで今はきれいだけど、実はチャチなので、おそらく30年後には日本の築30年のようにぼろぼろになるけど、こうした古い家は、今とほとんど変わらず残っているはずだと思う。
(もちろん手入れは必要だけど)

その証拠に、NZでは、たとえ建て替えるとしても家は壊さない。
そのまーんま土台から切り離して、家だけで買ってくれる業者がいて、そういう業者のところでは、土台から離した家を、コンクリートブロックの上に並べて売っている。

ともあれ、そういうおうちはやっぱり味があるので人気もあり、競争が激しい。

この家も悪くないけど、やっぱり昨日逃したおうちのほうが日当たりとか、家のレイアウトがすきだなあ…

実は、この家を見に行くのに、今週だんな様出張なので悩んでいたら、友達のだんな様のピーターが一緒に来てくれた。
なんていい人なんだ〜っわざわざ朝っぱらからこんなのにつきあってくれるなんて…

彼は今まで何回も家の売買の経験があるし、古い家を修理したこともある典型的Kiwi husbandなのでとっても心強い。
不動産屋さんにも、私なら思いつかない質問をたくさんしていて、とても勉強になりました。

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2005年07月18日

オープンホーム三昧

今までも、そのうち家を買うことを視野に、ほとんど趣味のようにオープンホームを見てきたので、すでに100〜150件くらいの物件は見たと思う。
おかげで、だいたい欲しい家のイメージは固まった。

基本的に私の譲れないポイントは
・日当たりがいいこと (日本よりもっと!NZではエアコンというものは一般に使われていないので、日当たりが全て)
・幹線道路沿いでうるさいのは絶対イヤ
・できれば、古い家。寒いけど。(NZでは古い家ほどものすごくいい木材を使っているので、まるでお寺か古い学校のようにしっかりしている。新しいほどチャチ)

そして、本気になってきた証拠に、銀行からPre-approvalといわれる、いくらまでなら、ローン契約できますよ、というレターももらった。
こうすると、いざ本気で購入しようとしたとき、せっかくオファーが受け入れられたり、競り落とせたりしたのに、ローンが組めなくてあきらめる、ということをしなくて済むから。

さて、土曜日に見た物件で、結構気に入ったのがあったのだが、連絡したら、すでに日曜日に違うオファー(申し込み)が受け入れられてしまったそうだ。
残念〜っ

と思ったら、金曜日までのコンディショナルのオファーなので、万が一のチャンスはまだあるということらしい。すなわち、買うほうが、アンコンディショナル(無条件)でオファーしていれば、もう交渉は成立したようなものなのだが、何かしらの条件、例えば“自分の家が売れたら買う”とか“大工さんのチェックをいれて大丈夫だったら買う”とかをつけていたら、その条件が満たされなければ、売買が成立しないというわけだ。

そうしたなんらかの条件が満たされるかどうかわかるのが金曜日ということなので、一応待っているところ…可能性は低いけど。

誰かが言っていた、「カンペキな家はない。どうしても譲れない条件以外は譲ることも大切」が身にしみる。

特に、日本のように、似たような家がいくらでもあるのと違い、NZの家は大きさも材質も、レイアウトも、なにもかもが千差万別。同じようなのは絶対にない(アパートやタウンハウス以外)。
だからこそ、気に入った家とは一期一会で、気合を入れて交渉にかからなくてはならないのだけど…

確かに、譲歩しなければならないこともあると思うけど、これだけ高い買い物、やっぱりそれなりに気に入れなければ、これほど金利の高い住宅ローン、とてもじゃないけど頑張って払う気になれない。今だと金利はだいたい固定で7.5%〜8%。ああ〜日本の低金利がうらやましい〜っっ


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2005年05月29日

あたたかい家

今日のオープンホームの家はすばらしかった…

自分で建てたので、断熱材をカンペキに使用した家とかで、ものすごく暖かいの!しかもタイル敷きのところ(お風呂とか台所とか)はすべてに床暖房が入っているし、日当たりもすごくいい。
こんなおうちに住みたいな〜

NZでは、すごく古い、いい木の家を、リノベーションして住み続けるのでとても味のあるステキなフローリングとかの家がたくさんあるけど、なんにせよ古いと断熱材が今ほどいいものを徹底的に使っていないことがおおい。
窓なんて、サッシじゃなくて木枠のこともしょっちゅうだから、せっかくのフローリングも底冷えするし気密性ってなに?というくらい隙間風が入ってきたりもする。

だから、あまりにあたたかくて居心地がいい家なのでびっくりしちゃった。

オークションだったけど、おそらく50万ドル前後になるでしょう、と不動産屋さん。高級住宅地でないから、すごいいいうちだけど、異常に高いというわけではない。

ああ〜今から5年くらい前の、1ドル50円の時代だったら、2500万円以下でこんなステキな家が買えたんだな〜(家の値段もすごく上がってるし)。

実は来週ついに銀行の人にあって、ローンの話(ひえ〜っ)をしてこようと思うが、今の住宅ローン金利は7.5%〜9%くらい。
私らにいったいいくらのローンが組めるのか…
どっちにしても、この金利の高さにめまいがしそう。せめて金利が5.6%くらいまでなら、支払が全然楽なのに。
日本の低金利がほんとにうらやましい。


ちなみに、トリッシュ(50歳)が、
「私が21歳ではじめて彼と家を買ったときは、One tree hill(今はかなりいい住宅地)の5ベッドルームが2万4000ドルだったから、頭金作るのに私の車1台売れば充分だった」
だって〜!

今なら、同じものを買うなら、程度にもよるけどおそらく最低60万ドル以下では買えないでしょう…
2万4000ドルってあなた、30年で25倍になってる家の価格って…

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